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仕分け人の登場で、この秋~『日本の未来』~を想う。本当に大丈夫?ですか? [問われる国家の品格]

皆様、本日も御来訪下さり、ありがとうございます。
仕分け人の登場で、お陰様でこの秋、『日本の未来』を想う。

☆☆☆☆☆ 「歴史の法廷に立てるか」野依さん仕分け批判  ☆☆☆☆☆ http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20091125-OYT1T00739.htm?from=ranking
「科学をコストでとらえるのはあまりに不見識」――

政府の行政刷新会議による「事業仕分け」で、次世代スーパーコンピューター(スパコン)の開発が 「事実上の凍結」となるなど科学技術への厳しい判定が相次ぐ中、ノーベル賞受賞者の一人で 理化学研究所理事長の野依良治さん(71)が25日午前、自民党本部での会合で判定の再考を訴えた。
ほかの同賞受賞者らも同日夜、野依さんと緊急声明を発表する。若手の研究者グループもこの日、 仕分けの現場を見学に訪れ、「このままでは日本の将来は危うい」と強調した。
(2009年11月25日14時39分 読売新聞)より一部転載 
http://www.yomiuri.co.jp/zoom/20091125-OYT9I00747.htm
記者会見の画像ページへ
☆☆☆☆☆  11月26日付 編集手帳  ☆☆☆☆☆ http://www.yomiuri.co.jp/editorial/column1/news/20091125-OYT1T01438.htm?from=ranking
「法王」の異名を取った日本銀行総裁に、一万田(いちまだ)尚登(ひさと)がいる。
戦後の金融界に君臨した人は、伝説的な“暴論”を説いている。〈日本に乗用車工業は要らない〉。
1950年(昭和25年)のことである


  国の貴重なカネを貧弱な国産メーカーにつぎ込んでも意味がない。国際分業の時代、乗用車は米国に依存すればいい――という理屈である。一万田氏の意思が通っていれば、トヨタやホンダなど日本を代表する企業はいま、影も形もなかっただろう
 何を残し、何を切り捨てるか、「事業仕分け」の作業がいかに難しいものであるかを、この挿話が物語る
 政府の事業仕分けで科学技術に厳しい判定が相次ぎ、研究者から批判の声が上がっている。 ノーベル賞受賞者の野依良治さんは「歴史という法廷に立つ覚悟があるのか」と政府に問うた
 誰しも神ならぬ身、どの分野が、何の研究が未来の生きる糧となるかは測りがたい。

法王と呼ばれても一個人の一万田氏とは比較にならぬほど、 鳩山内閣がもつ生殺与奪の権限は絶大だろう。
そうであればこそ、仕分けの結論は謙虚に、ひたすら謙虚に下されねばなるまい。
(2009年11月26日01時29分 読売新聞)より転載
本当に大丈夫?ですか?でも、日本人の今迄、敢えて口にはしなかった (言うまでもないと思っていたこと)が、話題となり、反響として、民意が反映されて、 一つの方向性が見えてくれば、それも善しと思いたいし、未来の日本に責任を持てる 『日本人の良心』を信じたい。
それでは、今日も良い日となりますように! 本日も、最後までご覧くださり、ありがとうございました。

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大和

大学が行うべきは、学生の就職に責任を持てる教育をすることです。教授達は、事業仕分けに文句を言う前に、利権で腐った大学を改革すべきです。
事業仕分け大賛成です。
文科省官僚が計画した事業は、全て廃止すべきと思っています。
文部科学省の仕事は、質の高い教育を提供し、子供達が良い社会生活を送れるようにすることです。ところが、官僚達は、デタラメ政策で子供達の人生を台無しにしました。
大学を天下り機関に変え、世界最低にまで堕落させたのも文科省官僚です。
不登校、退学者20万人、引きこもり、ニート60万人という現実こそ、文科省官僚の無能と腐敗を明らかにしています。文科省こそ、日本社会を衰弱させる癌です。「『おバカ教育』の構造」(阿吽正望 日新報道)を読むと、すべてが分かります。絶対に許せません。
不道徳で無責任な腐敗官僚の行う事業は、国民にとって危険です。
誰もが、事業仕分けで文科省を廃止すべきと、確信する筈です。

by 大和 (2009-11-26 10:04) 

so-cosmonet

大和様、
はじめまして。御訪問&コメントをありがとうございます。確かに、大学側には、天下りなどの不要な人件費を綺麗にクリアし、それを本当に必要な研究開発費に回せるようになれば良いのでしょうが、併せて削減されているから、
今回のような騒ぎになったのではないでしょうか?そして、未来を担う子供たちの教育は、これまで多くの場合、日教組に人質にとられた状態でいたように思います。確かに逮捕されるような官僚もいますが、
官僚にも、頑張っている人もいるのですから、
『十把(ジッパ)一絡(カラ)げ』にする傾向は、思考停止を招くようで、
喜ばしくは無いように思います。また、財務省の事業が今回少ないのも、他の省庁から文句が出る原因でもあるように思います。
何れにしても、改善の余地はあることは明白であり、今回の仕分け作業が行われたことがことが、重要だと私は考えます。有難うございました。


by so-cosmonet (2009-11-26 10:31) 

釣られクマ

日本のために働いている人は、敵とか言われちゃう世の中だ
どうしてこうなった・・・
by 釣られクマ (2009-11-26 10:40) 

so-cosmonet

釣られクマ様、
御訪問&nice!コメントをありがとうございます。
本当に、今日26日の仕分け作業に参加している民間評価人は、専門的なことを先に勉強してこないのがよく解りました。日本の為に働いている人の気持ちがなえてしまいそうで心配です。

by so-cosmonet (2009-11-26 16:20) 

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